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夫婦は手を振る、ペガサスの背中に正座して乗る小男に。

  • 2009/10/23(金) 22:19:26

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なんの前ぶれも無く、突然ペガサスに乗って帰って行く缶ジュースの妖精。一般的な顔とは少し違うペガサスは、足下からキラキラ光る粉を噴出して夜空を駆けて行きます。そんな輩に、ちょっと待ちなさいと手を振る不気味な夫とその妻は、これから先ずっとこのままの姿で生活していくのでしょうか。そして雛人形に化けて、踊ったりするのでしょうか。謎は残りますが、何となく終わりっぽいので夫婦の話はこれでおひらきです。

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夫変身、妻大はしゃぎ

  • 2009/10/19(月) 20:23:29

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四次元のサイダーを飲んだ夫は四次元人に変身しました。白い身体に目が一つ。本物の四次元人に会ったことがありませんので、実際にこんななのかどうかはわかりません。妻は私も変身したいと、夫の手からサイダーを奪取しようとしています。「ありゃりゃ、変身しちゃったよ」という感じで笑っている缶ジュースの妖精がちょっと憎たらしいです。

おそらく爽やか、四次元サイダー!

  • 2009/10/15(木) 20:56:49

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四次元から来た缶ジュースの妖精。そういうことを言う人の話は本気で聞かなくてもいいでしょう。自慢のドクロ料理だってわざわざ食べさせることはありません。夫は炭酸が苦手なのでしょうか、口の中でぐちゅぐちゅやって炭酸をとばしつつ、妖精の小男の頭を撫でて気をまぎらわしているように見えます。ドクロのまりもにしても四次元のサイダーにしても、得体の知れない物はあまり口にしない方がいいと思います。

おお、祖父よ

  • 2009/10/12(月) 20:39:57

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いまごろ?という感じでジュースが買えました。お金を入れてボタンを押すと数時間後に商品が届く自動販売機、私嫌です。私が中学生の頃に他界した祖父も、きっと嫌がると思います。昼間ジュースを買うと、ジュースを頭にのせた謎の人物が夜な夜な街を走り回る。想像するとちょっと気味が悪いです。私が中学生の頃に他界した祖父も、きっと気味悪がることでしょう。あとで気がついたのですがこの謎の人物、私が中学生の頃に他界した祖父に少し似ています。そのことを私が中学生の頃に他界した祖父が知ったら、どう思うでしょうか。鼻を赤くしてニッコリ笑ってくれると良いのですが。

妻の半袖、夫のランニング

  • 2009/10/09(金) 21:13:39

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ソテーを少し調べてみたところ、フランス語で、炒める調理法のことだそうでして、茹でたりドクロにしたりすることではないようです。旗だって立てません。妻はソテーを知りませんが、夫はレシピをおそらく知りません。レシピのことは少しも調べていませんので詳しくはわかりませんが、料理を作る時に、材料とか火加減とかさじ加減を、いろいろするためのナニカであることは間違いありません。ソテーやレシピを知らなくても、夫婦はまだまだ夏の装いで、円満に夕食の時間を過ごしております。

上着と帽子を着用する夫

  • 2009/10/05(月) 22:06:05

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自販機の調子が悪いとき、普通はつい叩いちゃいます。叩くのは良くありませんが、だからといってこの夫のように、暑くて上着を着ていられなくなるほど夢中で触ったところで、どうなるものでも無いでしょう。きっと夫はこの一つ目の自販機を、機械ではなく生き物だと思い、スキンシップのつもりで撫でくり回していたに違いありません。お金入れたのに何もでないの?よーしよーしよーしと、ムツゴロウ王国の畑正憲氏ばりに。

主婦子と夫

  • 2009/10/02(金) 22:58:10

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10月になりました。私、先月誕生日を迎えまして、今年で四十郎となりました。ふと思います。果たして自分は、四十にもなってこんな一つ目の濃い灰色の自動販売機にちべた~いとか書いていて良いのだろうかと。以前、魚屋でまりもを買っていた主婦を、主婦子とか名付けてまた登場させちゃったりしていて良いのだろうかと。四十歳を不惑なんて言うようですが、こんな惑っちゃってる自分に「な~に、確かに良くはないかも知れんが別に悪くもねぇだろ。どんなににいちゃんが、前髪を乱して裾が短めのズボンをはいている男を描いたからって、世界が終わるわけじゃなし。こうしてる間も地球は回ってるんだから、それでいいじゃねぇか、なあ、おい。わはははは・・・そんなことよりワンカップ買うからちょっと80円貸してくんない?」というような、日雇い労働者のおやじさまがどこぞにおらんものでしょうか。私から80円を借りようとするおやじさまが・・・まあ、いなくてもいいか。