横丁のレーズンバターが綴る、地球に厳しく火星に優しいふわふわロコモーション
Author:いもようかん いい歳の男が適当に思いついたものを、そのときの雰囲気で更新させていただいております。
別の筋書きも少し考えました。アンドロイドが目から怪光線を照射。水平に放たれた光線は地球を一周して自らの後頭部を直撃。アンドロイドの頭からもくもくと上がる黒煙を見て、煙突らしくなったねとニッコリするネコと中学生。そして煙突の根本では雨でびしょびしょのハトが、サブレーだったら鳩サブレーにすればいいのにとめそめそする・・・そんな感じにしようとしましたところ、ネコの奴が、あーほら!これ見てこれ見てと喜んでおりますので、以上すごいアミューズメントでした、ということにしたいと思います。
さて、この後どうしたものかと、とりあえずアンドロイドの方を煙突から出てこさせまして、何か食べさせちゃえと、ふいにサブレーをかじらせてみましたが、それほど喜んでいる様子の無いネコでございます。かじられるサブレーを凝視しているように見えますが、おそらくあの位置ではアンドロイドの後頭部しか見えていません。いったいどうすれば、ネコはうれしくなるのでしょうか。それとも、特にうれしくさせる必要もないのでしょうか。
煙突のてっぺんで雨に打たれながら、命綱なしで退屈するという荒技を見せるネコ。結局、煙突掃除は中学生が体験しちゃっております。ネコはこの状況のことを凄いアミューズメントだと言ったのでしょうか。だとしたら、これはこれでもう終わりなのでしょうか。いや、もう少し何かあるような気がしないでもありません。でも、怪光線を放とうにも目がありませんし、煙突だからと煙を吹こうにも、黒煙はUFOのお家芸ですから、簡単に吹かせるわけにもいきますまい。とにかくここはひとまず、ネコが退屈するのを飽きるまで待つしかないように思われます。
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