鼻の都パリ

　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
前回よりもさらにたっぷりと時間をかけて描き上げた今回の4コマ漫画は、ネコのベレー帽を描き忘れ、少しお気に入りだったニャースがにゃお～んにかわり、MotoGPネタでもなければ今盛り上がってるサッカーのワールドカップネタでもない、パリを舞台にした10回クイズネタでございます。夏を先取りしたランニング姿の中学生が雨の中を走りたくなるのも何となくわかります。なにしろパーマをあてた謎の青年は、ピザピザ言わせておいて肘でも膝でもイタリアでもなく、ここはフランスだよとエッフェル塔を指差しますし、言ってもいいのと喜ぶネコはパリを8回しか言っていなかったりするのですから。恥ずかしながら今回はネコの言う通り、にゃお～んな出来でしたので、「ニャース」や「にゃお～ん」に意味はありませんが、次回はきっとニャース全開のものを、出来るだけ短いスパンでスパンスパン描きたいなって思います。

整いませんでした

　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
MotoGPが開幕したっちうことで、何かバイクにまつわるマンガを描こうと考えておりましたが、なかなかうまく描けず、しばらくほったらかしにしておりました。ひと月経ち、結局何も思いつきませんでしたが、とにかく何か描いちゃうべぇと、流行のなぞかけを駆使して描いてみたところ、漫画としてもなぞかけとしても、何一つ成立していない、それこそ「ニャース！」としか言いようの無いものができあがりました。今後も時間をたっぷり使った贅沢で清々しいニャースなマンガを描けたらいいなって思います。

パン屋

　　　　　

　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　


　　　　　
4コママンガを１本描くのに１ヶ月。もし私がプロだったら漫画家として失格でございましょう。密かにプロの漫画家ぶって何か面白いネタはないかなあとあれこれ考えてみましたが、なかなか簡単に思いつくものではありませんでした。プロの人たちはいったいどうやってネタを考えているのでしょうか。おせーてもらいたいものです。結局、何も思いつかなかった結果、ネコがパンを煮るという、どこかやるせなくてシャラくせー感じのものに仕上がったのでした。

少年は後で笑うことにした

　　　　　

　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　

　　　　　　
ベレー帽が三つに増えて、まだまだ続く4コマ漫画。上と下のコマも入れたら6コマ漫画ではありますが、そのへんはできるだけ曖昧にしていきたいと思います。ネコと犬のコンビにのぶ子が加わって、前回の漫画をリメイクだそうで。三人それぞれが好き勝手に描いていますので内容がよくわかりません。駆けてもうたり惚れてもうたり、焼うどんがどうしただの、オムライスがどうしただの。挙げ句の果てに、出前の犬の人が上半身裸で神様の扮装で腕組みする始末。こういう漫画はすぐに笑うと身体に毒ですので、中学生のように後でちょっとずつ思い出しながら、クスッとするのがいいかと思います。ちなみに私は、後で思い出そうにも思い出せず、数時間凝視してもクスリともしないでいることが出来ました。ほほほ。
　

雪

　　　　　

　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
　　　　　
ネコと犬が、藤子不二雄先生のような漫画家っぷりを発揮しました。別に喜んでいるようでは無く雪の中を走るのぶ子と犬。ネコがコタツでどうしたらよいのかわからず悩んでいると、目測でおよそ6頭身の出前の犬の人が、「オムライスだよ」と教えてくれます。とても清々しいです。前半2コマをネコ、後半2コマを犬が描いたという感じで描きました。犬は、自分だけをカッチョ良く、他の者をいいかげんに描くという特徴を持っているようです。中学生はもっと目を離して見た方がいいと思います。